migu1週間遅れで、3月26日に放送された「migu明星学園」を見ました
(写真は華媒網、新浪網より)

この手のオーディション番組では、番組後半に現れることが多いジェイさんですが、今回は「中国移動」の番組ということもあってか、2時間の長丁場にしっかりつきあっておられました(お疲れ様〜)。

「今回は出場者のレベルが高いなー」と思って見てたんですけど、審査員の話によると、決勝に残った4組は、大陸、香港、台湾からの参戦だったとか。なるほど、香港、台湾が加わると、出場者の幅が広がって、いいステージが見れますね。
上位3名は500万元(約7500万円)の賞金を獲得。中国移動さん、太っ腹です…。

ジェイさんの言動で、個人的に「いいなー」と思ったことをピックアップしました

番組前半に、ジェイのデビューのきっかけとなった台湾のオーディション番組の映像が流れました
真ん中分けにメガネの高校生スタイルで熱唱。上手は上手ですが、今とは全然歌い方が違います。

映像を見た後、司会者が当時のメガネ姿をからかって「あれ?今の、蘇永康じゃないよね?(笑)」と言うのですが、ジェイさんは「当時はああいうのが流行ってたから」と軽くうけながし、「あの歌い方、僕はもともと話す時の声が太い方じゃないのに、歌うときは太い声を出したいと思って、あああいう風に歌ってたんだ。あれはよくない。悪い見本だ。みんな(出場者)も、地声が一番いいんだから、自分らしく歌うように。他の歌手の真似じゃなくて。」とコメント。

若い時の映像なんて、普通の人なら「ダサッ!」って照れて終わりだと思うんですけど、ジェイさんは、当時の自分の「歌唱」をきっちり分析、解説。
そういうところが、普通のアイドル歌手とは一線を画してて、素敵だと思いました
現在の力まない独特の歌い方も、偶然の産物じゃなくて、計算とこだわりの上になりたっているんですね。本当に尊敬します。

migu2MICというグループが「忍者」を歌った後の話。
司会者がジェイに「アイヨ?不錯ア!」と言わせ、さっさと次の話題(グリーンホーネットの話)に移ろうとした時。
司会者が「この役はブルースリーがやった役なんだよね!すごいよね!」と話しを進めると、ジェイさんが「ちょっと待って。彼らの評価を話してからにしよっ。」とストップをかけ、「この曲にコミカルな要素を入れるなんてすごい。誰も考えつかない方法だ。僕自身もいつもまじめに踊るだけで、考えつかなかった。」と大真面目に評論を与えてました。
自分の映画の宣伝に飛びつかないで、きちんと出場者の「創意工夫」を取り上げるジェイさん。ちゃんとしてて、いい人だなーと思いました

ちなみに、このMICというグループが見事優勝したのですが、彼らは事前に「もし、500万獲得したらどうする?」と聞かれた時に「ダンスや歌の学費にしたい」と、しっかり者な一面を見せていました。
一方、ジェイ・チョウさんは、台湾のオーディション番組で準優勝した時の賞金3万台湾ドル(約10万円)を何に使ったか、と聞かれ「友達とごはんを食べた」と。さらに、「もし、500万の賞金があったら、どうする?」と聞かれ、「(そんな高額)ありえない!でも・・・うーん、車を買うかな。僕は車が大好きだから。」
…コラコラ、なんですか。その子どもコメントは
でも、こういう素朴なところも、けっこうツボです。

これからも、普通の台湾人の素朴さと世界に通用する才能を合わせ持つ天才、ジェイ・チョウさんを地道に応援していきたいです。

(kana)