chioshidai宇宙船だとかいろいろとモノモノしいコンセプトなどが発表されている「周杰倫2010超時代演唱會」ではありますが、いよいよ音楽再活動!という感じでファンシーにはとても嬉しいニュース、期待が高まります。ワールドツアーのスタートはもちろん台湾からしかも初となる台北アリーナ(台北小巨蛋)公演なだけでなく台北では初の2days(6月11日、12日)!まる3年待った台湾ファンシーの絶唱したい思いが爆発する全員カラオケ演唱會(ご参考)、また新たな伝説が刻まれる予感です・・・(笑)
またこれまでのワールドツアーでは直近のアルバムを中心にした選曲が主でしたが、10年の節目ということで、これまでの演唱會では聴かなかったあの曲、この曲が披露されたりしないかと、今回のツアーは選曲にも期待したいところです。

話は変わって、みなさんご記憶でしょうか・・・?今では「亞州天王」な周杰倫さんがかつて「R&B天王」と呼ばれていた頃・・・「忘詞天王」とも呼ばれていたことを・・・

とにかく歌詞を忘れる杰倫さんは、ラララで誤魔化すなんぞ当たり前、「歌詞忘れた〜」と歌うこともしばしば・・・台北演唱會は常にワールドツアーの出発点ですから、毎回「パイロット版」的要素がかなり強く、そのせいもあるのか歌詞忘れ度は毎回スゴイわけで・・・しかも音源化されるのはいつも台北演唱會・・・というわけで、LiveCDにはいつも面白い「忘詞」シーンが収録されており、歌詞についてのついてのMCも多々あります。今日はそんなMCをちょっとだけ「回顧」してみましょう・・・

なかでも歌詞忘れた〜!がんばって覚えた〜!など「歌詞系」MCまでやたらと多いのが「無與倫比演唱LiveCD」。「我的地盤(CD1)」に至っては歌詞を覚えられない自分を揶揄する歌に変えてたりしているわけですが、「龍捲風(CD1)」を歌い終わったあとは「皆が歌ってくれたから、歌詞忘れて気まずくならずにすんだよ〜みんな、ありがとう!」なんて比較的謙虚な?!ことを言ってくれているかと思ったら、「擱淺(CD2)」の後は「この歌の歌詞が全然覚えられなかったんだけど、今いっこも間違えずに歌えたよね??やっぱり歌詞の記憶力(背詞的効力)もちょっとずつ進歩してるみたい。」なんていうしたり顔だったに1,000票入れたくなるようなMCまで・・・
しかして、「世界巡迴演唱會LiveCD」の「菊花台(CD1)」はワンコーラスをしっとり歌い上げたところで、「ほらっ、全部覚えてますから!!」と自ら雰囲気ブチ壊しな叫びを・・・・・・一応「歌詞の記憶力」がちょっとずつ「進歩」した結果なんでしょうか(笑)
というわけで、「超時代演唱會」、杰倫さんの素晴らしいパフォーマンスとともに「歌詞の記憶力」(そして「忘却力」&「ごまかし力」)にも注目ですね・・・

(ちかぞう)