「ラジオ祭り感想」等々、拍手コメントをくださっている皆様ありがとうございます(ペコリ)。おもしろいことが書いてあったり、パンダメンの情報をいただいたり、楽しく拝見させていただいています。
こっそり訳しているジェイさんのコメント、内心は「自己流でこんな風に訳しちゃっていいのかなぁ…」とドキドキしてます。そんな時、皆様のコメントが大変励みになっております(ペコリ×2)。

「ラジオ祭り」で触れたように、ラジオでのジェイさんは自然な感じで特に好きなのですが、やっぱり顔が見えないのは残念…。
と思っていたら、陶子姐さんのホームページで、ナチュラルに語るラジオ男ジェイの姿が公開されていました。固定カメラで気配を消して撮ってる感じです。陶子姐さん、ありがとう
http://www.wo-men.com.tw/article.aspx?cid=44&id=671
(うまく開けない場合は、陶子電台 専訪 周杰倫 あたりで検索すると出てくると思います)

この中で、ジェイ自身も「ラジオが一番好き。表情が見えないから。」と言ってます。勘が鋭くて、サービス精神旺盛なジェイさんなので、テレビやイベントでおもしろ姿を求められると、ついがんばっちゃうんでしょうね。
(…がんばらなくても、その衣装だけで十分おもしろいですよ
今回のナチュラル対談を見て、「芸能界に就職して、スター街道まっしぐらで走ってきたのに、この人、なんて、まともなんだろう。特殊な環境の中でこんなに普通の31歳の男に育つなんて、すごいなぁ・・・」と思いました。
なんか、普通でいいです。ジェイ・チョウさん(31歳)。

長いので、陶子姐さんの方はかなりはしょってます。それでもけっこう長くて・・・すみません。

陶 最近、たくさん取材とか、テレビ出てるよね?
J テレビ?…実際、テレビは1、2個だけじゃない?
陶 あー、前の「刺陵」でも出てたから。だから、ジェイ・チョウ、最近すごく変わったなーと思ってたの。昔はこんなに取材受けてなかったでしょ?
J 以前は番組出ることが少なかったね。(何で?)事務所、変えたからじゃない?(笑) …いやいや、ファンとかメディアとかと、もっと交流したほういいじゃん。じゃないと、音楽をやってる目的とか、何でこの曲をつくったのかとか、何を考えてるのか、なんでこのMVを撮ったのかとか、みんな、わかんないから。
(事務所変わったからって、それはジョークにならないよ…

陶 番組で話すのは好き?
J うん。いいんじゃない。実はいいと思ってるよ。ボクが一番好きなのはラジオ。だって、表情が見えないから。純粋(単純)に音楽の話ができる。
(そうだそうだ。職人、がんばって話そう)
陶 いまだに表情のことは気にしてる?超人不会飛に書いてあるでしょ?
J (笑)授賞式で賞をとれなくても、カメラが撮ってるから、笑ったり何やらしなきゃいけないよね。実際、ボクだけじゃなくて、他の歌手の心境も書いてるんだ。
陶 ジェイのレベルまできたら、賞を撮るとか、どんなする表情とか、もう関係ないでしょ?
J いやいや、やっぱり賞はほしいよ。
陶 去年の金曲賞、せっかくベスト男性アーティスト賞とったのにいなかったから!もしその場にいたら?
J 「NO.1!」って手(指)挙げて、それからファンのみんなを見て、それからステージに飛びあがるかな。
(見たかった!その姿!こんな時でもファンを大事にしてくれる優しい男)
ボクが最初に受賞したとき、ジャンプしてステージに上がったんだけど、そういう感じ、ホントにホントの興奮。これまでの受賞も実は興奮してたんだけど、そんなに喜んでなかった理由は…いや、喜んでなかったんじゃないけど、なんて言うか、「ベスト男性アーティスト賞」は思ってもみなかった賞だから。考えてもみなかったよ、ホントに。
陶 音楽環境がどう変わったらこの賞をとれるとか考えたことある?
J 審査員が変わったら(笑)。または…ホントに一字一句ちゃんと発音しなくてもよくなるとか。ボクは、みんなもそうかな、発音は一種の文化になったと思ってるから。一種の楽器。一種の音。そんなはっきり見せて(聞かせて)どうする?歌詞を見ればいいじゃん。
この前、ボクが(ベスト男性アーティスト賞を)もらった時、とってもうれしかったんだ。彼らの評論もボクのと一致してたし。RAPができて、歌も歌えてって。ボクも歌手っていうのは能文能武(文武両道)なものだと思ってるから、今回は本当にそれに見合った人に賞をあげてほしいと思ってる。
いや、心の中にコレっ人はいないよ。だって、みんなすごく歌うまいから。その時、きっとボクがプレゼンターをするんだよね。ボクはまだわかんないけど、だって、みんなホントにうまいから。いっそ、その場でPKしたら、超おもしろくない?(笑)
(金曲賞の話、うれしそう。ひと事なので、むちゃを言ってはしゃぐ男)

陶 もし、ジェイがとった時、受賞後、すぐ歌わなきゃいけなかったら?
J すごいプレッシャー。考えてみてよ、もし音はずしたら、おい、お前、何の賞とったって?って言われるよ。

陶 デビューしたから今まで一番変わったことは?
J EQはかなり変わったよ。昔はすぐキレる性格だったけど、パパラッチとかに。今はまずまず。
その他は・・・実は、ボクの負けず嫌いは変わってない。デビューアルバムから今までずっと。何がなんでも一番!一番!一番!って。(プレッシャーが大きいわね)たぶんね。
でも、ボクはまだ、もし自分が1番じゃかったらとか、3番以内にはいらないとか、そういうのに合わせて話せない。ボクの音楽への…えっと、なんて言うか、(敏感度?)そうそうそう。だってボクは音楽への…うん、この曲は絶対いけるみたいな…。
ボクが一番怖いのは、いつか…、たぶん…わかる?自分の絵を全部出してきて、家で自分一人で鑑賞する…。一番怖いのはこういうこと。
陶 でも人生は山あり谷ありでしょ?うまくいかない時もあるでしょ?
J ボクはまだそういう、みんながこの映画を見ないとか、この曲を聞かないとか、そういうのに適応してない。これまでは順調だったと思う。このまま走っていくのに、そんなに考えすぎたくない。だって適応しはじめたら、「え?ボクはキミに合わせるためにここを変えて」ってなったら、それはキミ(自分)じゃない。
陶 ジェイのアルバムは毎回、高度なポップス。クラシックのピアノを習ってた子が絶妙にポップスに適応して。
J アイヨ?(めちゃめちゃ嬉しそうな顔の職人)

大変長くなってしまったので、とりあえず、第一弾のトークまで。
ジェイ・チョウさん。やっぱり、私にはスターというより働き者の職人に見えます。働く男の人ってホントにかっこいい!

(kana)