2018年1月18日の周杰倫さん39歳のお誕生日に電撃的に発表された新曲
「等你下課」。遅ればせながら、この曲の歌詞をものすごーくひさしぶりに「歌の中のジェイさん」になりきって、勝手にチョウ訳してみたいと思います。
写真はジェイさん公式インスタグラムより こ、この大雪は・・・ そしてギターはご無事かw
歌詞の中では、どういうわけかなんだか甘えん坊でじっとりした男になってしまうジェイさんwうっすらと漂うストーカー感から勝手につけた邦題は「君のこと待って」です(笑)
20年程前の台湾の恋愛小説の表紙っぽい絵柄が歌詞のせいでりんご日報の事件再現イラスト風味に・・・w
「君のこと待って(等你下課)」
原詞・曲:周杰倫
勝手にチョウ訳:ちかぞう
君が暮らす路地裏
僕は部屋を借りた
君とばったり会えたらいいな
高校三年 僕はどうして
どうしてちゃんと 勉強しなかったんだろう
君と同じ大学に 合格できなかった
仕事を見つけたよ
君の寮もすぐそば
ダンピンづくりをマスターし始めた頃
やっと知ったんだ
君は朝ごはん 食べないんだね
ああ また君とすれ違う
ヘッドフォンで何聴いてるの
僕に教えてくれないか
君の大学 グランドに寝ころんで
星空を見ていた
教室の灯はまだついてる
君もまだそこに
君にラブレター 書いたっけ
時代錯誤もいいとこ
今になってもまだ書いてるなんて
いつの日か
いつかには
気づくんだ
そっと君に寄り添う誰かに
僕は君の世界に必要ないのかもしれない
僕のラブレターを
君が受け取るとき
僕はもう ずっと遠くに
大学わきの広場
僕はここでチャイムが鳴るのを待っている
君のこと待って
一緒に帰ってもいいかな?
君の好きな歌を弾き語りすれば
片思いさえ楽しいもんだよ
ただ 苦しいのは
そもそも君は
僕なんか見ちゃいないんだ
こんなに心を込めて歌っても
君の心には
踏み込めないまま
人ごみの中
君を探して
君を守って
なにも望みはしない
ああ また君とすれ違う
「告白氣球」を歌ったら
ついに君は振り向いたんだ
君の大学 グランドに寝ころんで
星空を見ていた
教室の灯はまだついてる
君もまだそこに
君にラブレター 書いたっけ
時代錯誤もいいとこ
今になってもまだ書いてるなんて
いつの日か
いつかには
気づくんだ
そっと君に寄り添う誰かに
僕は君の世界に必要ないのかもしれない
僕のラブレターを
君が受け取るとき
僕はもう ずっと遠くに
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(どんなものか知りたいなという方はぜひ「蛋餅」で検索してみてくださいね)
外食文化が発達している台湾では、朝ごはんを提供する店がたくさんあって、行列のできるような有名朝ごはん屋さんも少なくありません。この歌の主人公は、学生街(学生寮のそば)の朝ごはん屋さんで働いているようです。
MVで描かれている風景が、台北の國立台湾師範大學や、以前ジェイさんが台北でおすすめの場所として日本のメディアでも紹介していた(また最近そのあたりに豪邸を購入したとも噂されるw)、同大の学生街といえる師大路周辺を彷彿とさせることも話題になっているようです。
一つは、「心が離れてしまった」「心がここにない」つまり「心がこもっていない」状態。
そしてもう一つは、「心を働かせている」あるいは「心が動かされている」つまり「心がこもっている」状態。
全く逆ですよね。
どちらの意味で使われているかは文脈から判断する必要がありますが、この歌詞の場合は後者の「心がこもっている」という意味になるかと思います。
実はこの「心がこもっている」という意味での「走心」は中国で人気の歌唱力を競うバラエティ番組のなかで、歌唱力を評してよく使われているようです。そういった番組で審査員も務めるジェイさんの印象にも残っていたのかもしれませんね。
(「你是我的OK繃」の歌詞に「稻香」が登場したのに続き、自分の歌が歌詞に登場するシリーズw)
しかしその後どうなったかは歌われることなく、再びサビの歌詞が繰り返されます。そこから推察するに、インスタグラムでも #初恋 のタグが(日本語でも!)ついていたように、どのような結果だったにしろ「片思いの日々とその頃の心境」を主人公が振り返っている、ということを表しているのではないでしょうか。
(ちかぞう)